2013/02/01

アラブ記〜出発前から、到着〜



さて、先月の8日に帰国してから、アラブのことをまとめることもできずにばたばたと過ごしてしまいました。
せっかくの貴重な体験!自分への記録としてもこれからアラブ記をまとめたいと思います。
冗長になるかと思いますが、しばらくお付き合いいただければ嬉しいです。


今回、アラブ首長国連邦のアブダビにあります「Art Hub」にて、日本をテーマにした展示が行われました。
その招待作家として、私を含める4人の日本人アーティストが一ヶ月、現地でのレジデンシーの機会を頂いたのです。
かなり急のことだったので迷いもしましたが、こんなチャンスはなかなかないはず!
と清水の舞台からバンジーをしてみました。

とりあえず心配なのは語学力です。
私の英語力は当時中学生以下!doと!doseの!違いさえ!!ままならない!!
初めての現地のスタッフとのスカイプでの打ち合わせがま〜〜〜〜ったく会話できずに
終わったときの衝撃たらありませんでした。サンキューしか言えなかった・・・。
このままではいかんと慌ててスカイプ英会話などに入り、猛勉強してみました。
その成長のほどはわかりませんが 笑
でもやっていって間違いはなかったです。

今回学んだこととしてのひとつに、「英語」ができなければ何もはじまらない。というのがあります。
なにかを掴めなかったとき、それを「不運」とするか「単なる結果」とするか。
言い訳にしやすいのは不運であっても、実は大抵のことは自分自身の行動故の結果です。
そのことを肝に銘じなければと思いました。

さて、ばたばたと準備に追われながらも出発日。
今回、参加するアーティストの一人小野真智子さんが偶然にもご近所さんでしたので、
一緒の飛行機で現地入りすることにしました。






じゃ〜〜〜〜〜〜ん!
エティハド航空の機内食です。奇麗でアメニティも充実のいい飛行機でした!
画材や作品など、通常の旅行の荷物ではないものがたくさんつまった私のスーツケース(+木材のつまった袋・・・)は、
規定の重量30キロを悠々と超えてしまったのですが身軽だったまちこさんの助けもあり、
二人でちょうど60キロとして飛行機に搭乗できました。
まちこさんあのときはありがとう!!!
(そしてこの重量問題は帰国の際にまたどえらいことになるのですがそれはまた後ほど・・・ 笑)

13時間後には時差マイナス5時間の、夜明け前のアブダビへ到着!
空港で現地スタッフのアブドゥラさんの車にのり、「Art Hub」へ向かいました。











早朝の「Art Hub」です!

ここはまだできたての新しい施設です。街とは少しはなれたムサファというインダストリアル地域にあります。
しかーし、でかい!ひろい!!!きれい!!!
どえらいところにきたで〜〜〜〜!とにやにやしていると、そうです。
以前こちらにもアップしましたまさかのゴージャス居住部屋と案内されるのでありました。

せっかくなのでもっかい。




ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
(初めてみた時は頭の中でシンバルが鳴り響きました。)
このとなりにはアトリエが完備されており、滞在中の制作はこちらで行います。
立てかけてあった金の装飾がされたイーゼルに(あんなのみたことない!)、
どえらいところにきてしまった・・・。とまた呆然とつぶやくのでした。


この後、私たちより先に現地入りしていたアーティストのアキさん、ゆうこさんと初対面し、アラブでのひと月が幕を開けたのでした。


つづく

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